これまで、ピアノを、いかに緩んで楽に弾くか、
ということをお伝えしてきて、
腱鞘炎やフォーカル・ジストニア、手根管症候群など、手指の病で、
本番前はいつも筋肉注射をしていた方、
手術が必要だと言われていたような方、
有名医師のもとに通院されたり、鍼治療、整体、整形に通われても治癒しなかった方々、
そんな方たちの症状がどんどん軽減され、そのうち全く問題がなくなる 、という事象が起きて、
その他のへバーデン結節、 ブシャール結節、ドケルバン病 ( 狭窄性腱鞘炎 ) といった手指の様々な病の症状を見たり聞いたり、文章を読んだりしただけでも
どのように手指を使っていたら、その症状が起こるか、
逆に、どのように使ったら、軽減、治癒するか、
ということが、分かるようになってきました。
勿論、医師ではないので、
治療、投薬、手術等、医療行為が出来るわけではありませんが、
症状や痛みが出ないで弾けるようにする、リハビリ的なことなら出来ると思ったのです。
なぜなら、この奏法研究所でお伝えしているピアノの弾き方は、本来の人間の身体を、いかに自然に使うか、ということであり、
手指が、何かしらの病を患ってしまうということは、自然な使いこなし方ではなく、手指に無理を強いて、しかも継続的に酷使してしまったことが原因だと思うのです。
ピアノでなく、他楽器やパソコン作業など、頻繁に手指を使う方々も同じです。
世界的なピアニストでさえも、手指の病を患って、弾けなくなってしまったという話を聞き、
その演奏を聴いたり見たりすると、
ああ、やっぱり!!
その弾き方だと確かに力が入って、だから痛みや変形、神経症などに繋がってしまったのだな、、、と残念に思うこともあります。
ピアノが大好きだからこそたくさん練習したのに、知らず知らずのうちに酷使していて、
気付いたら、痛くて弾けなくなってしまった!という方、
パソコンを打つことさえ、手が痛くてお仕事が辛い方、
家事をするにも痛くて支障が出てしまうという方、
ご連絡くださいませ。
緩ませることが基本ですので、無理なことはいたしません。
肩や背中、腰の痛み、頭痛がひどくて、毎日磁気シールを背骨に沿って大量に貼っていたという方も、今では磁気シールをほとんど貼らなくていい生活を送られています。
手指に問題を抱えている方、手以外でも痛みのある方、ご相談を受付いたします!
写真 イラスト 日本整形外科学会
指の第1関節(DIP関節)が変形し曲がってしまう疾患です。第1関節を挟んで2つのコブ(結節)ができるのが特徴です。
人差し指から小指にかけて第1関節が赤く腫れたり、曲がったりします。痛みを伴うこともあります。親指に見られることもあります。
第1関節の動きも悪くなります。また、痛みのために、強く握ることが困難になります。第1関節の近くに水ぶくれのような透き通ったでっぱりが出来ることがあります。
(日本整形外科学会HPより)
この症状が第2関節に現れるのが、ブシャール結節です。
写真 pain.musicmedjapan.com
典型的な症状は、ピアノを弾く際に小指と薬指が屈曲し指を早く動かせなくなる、鍵盤から指を持ち上げる動作に時間がかかりリズムが不正確になる、特定筋肉を使用すると周辺筋肉もつられて一緒に動く、といったものがあります。ただし日常生活や演奏を模倣するような条件(たとえば机を指で叩く)では症状が現れないこともあります。フォーカル・ジストニアを発症したピアニストは、大脳基底核の被核が肥大していることがあります。
(Wikipediaより)
イラスト 日本整形外科学会
手首(手関節)の親指側にある腱鞘と、そこを通過する腱に炎症が起こった状態で、腱鞘の部分で腱の動きがスムーズでなくなり、手首の親指側が痛み、腫れます。親指を広げたり、動かしたりすると、この場所に強い疼痛が走ります。
(日本整形外科学会HPより)
イラスト 日本整形外科学会
初期には、人差し指、中指がしびれ、痛みが出ますが、親指から薬指の、親指側から3本半の指がしびれます(正中神経の支配領域)。急性期には、このしびれ、痛みは明け方に強く、目を覚ますと手がしびれ、痛みます。
手を振ったり、指を曲げ伸ばしするとしびれ、痛みは楽になります。手のこわばり感もあります。ひどくなると親指の付け根がやせて、親指と人差し指できれいな丸(OKサイン)ができなくなります。縫い物がしづらくなり、細かいものがつまめなくなります。
(日本整形外科学会HPより)
🟢これまで、お豆奏法でほぼ完治に近い状態まで軽減した症例
フォーカルジストニア(局所性ジストニア)
ヘバーデン結節
ブシャール結節
手根管症候群
腱鞘炎
ドケルバン病
バネ指
平山病
腰痛
肩こり
頭痛 他
🟢今後ピアノは弾けないだろうと医師に言われたが、弾けるようになった症例
肘関節骨折靭帯損傷
医療事故による頸椎損傷